UA175便の突入とタワーの崩壊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 05:06 UTC 版)
「アメリカン航空11便テロ事件」の記事における「UA175便の突入とタワーの崩壊」の解説
9時3分、AA11便同様にハイジャックされたUA175便がサウスタワーに突入した。AA11便の突入後、炎上するワールドトレードセンターを多くの人が撮影しており、UA175便の突入の瞬間を捉えたカメラは100台にものぼった。2機目の旅客機が突入したことで、アメリカが何者かの攻撃を受けているという認識が固まった。 2つのタワーは激しく炎上し続けた。9時15分の時点で現場で活動中の消防隊は30、出動命令が出た部隊は121に上った。 AA11便の突入から70分、UA175便の突入から50分が過ぎた9時59分、まずサウスタワーが崩壊した。そこから約30分後、AA11便の衝突から102分後となる10時28分、ノースタワーも崩落した。のちの調査によると、衝突による建物への衝撃に加え、旅客機が搭載していた大量のジェット燃料により大規模な火災が続いたことで構造上の強度が低下し崩壊に至ったと考えられている。
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