ツーコーンビット Two Cone Bit
トリコーンビットに対し,コーンが1個少ないビットで,デザイン上はベアリングを丈夫にすることが可能で,歯の摩耗よりベアリングの摩耗が著しい地層向けである。ツーコーンビットは歯と歯の間隔が広く,切り込みも深く高さを充分にとっていることから,坑井断面積に対してビット断面積が小さいので,カッティングスが坑底からビット上部へ抜けやすい。このため粘着性が高く未固結の地層を掘削するときや,トリコーンビットを使用すると張り付きの傾向がある地層を掘削するときに使用される。また,ビットがふらつきやすいので,増角減角には有利で,沿角や垂直掘りに不利と言える。 | |||
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分野 | 掘削機器用語 | ||
同義語 | |||
関連用語 | トリコーンビット, ローラーコーンビット, ベアリング | ||
類似語 | |||
略語 | |||
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