TQBF問題とは? わかりやすく解説

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TQBF問題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/29 04:56 UTC 版)

計算複雑性理論において、言語TQBF量化された真のブール式からなる形式言語である。(完全に)量化されたブール式とは、すべての変数が存在量化子全称量化子を用いて式の先頭で量化(束縛)された限定命題論理の式である。自由変数が存在しないため、そのような式は真あるいは偽と同値である。もし真と同値ならば、その式は言語TQBFの要素である。この言語はQSAT(量化されたSAT, Quantified SAT)としても知られている。


  1. ^ M. Garey and D. Johnson (1979). en:Computers and Intractability: A Guide to the Theory of NP-Completeness. W. H. Freeman, San Francisco, California. ISBN 0-7167-1045-5. 
  2. ^ A. Chandra, D. Kozen, and L. Stockmeyer (1981). “Alternation”. Journal of the ACM 28 (1): 114–133. doi:10.1145/322234.322243. http://portal.acm.org/citation.cfm?id=322243. 
  3. ^ Adi Shamir (1992). “Ip = Pspace”. Journal of the ACM 39 (4): 869–877. doi:10.1145/146585.146609. http://portal.acm.org/citation.cfm?doid=146585.146609. 


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