SIDとGUID
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 00:07 UTC 版)
「Windowsのセキュリティ機能」の記事における「SIDとGUID」の解説
Windowsの全てのユーザアカウント、コンピュータアカウント、グループアカウントのように認証やアクセス制御の対象となる主体の事をセキュリティプリンシパルといい、WindowsのセキュリティプリンシパルにはSID(Security Identifier、セキュリティ識別子)、GUID(Globally Unique Identifier、グローバル一意識別子)という2つの固有識別子が割り振られている。 SID、GUIDはいずれもユーザアカウントを識別するためのものだが、以下のような特徴と違いがある。まずSIDはActive Directoryドメイン(後述)で一意な識別子でアクセス制御などに使われる。SIDはユーザ名やコンピュータ名を変更してもSIDは変更されない。また異なる2つのマシンで同一のユーザ名のアカウントを登録した場合、それら2つのマシンのアカウントのSIDは互いに異なる。 しかしユーザの所属するドメインが変更になった場合はSIDも変更になる。そこでドメインが変更になってもアカウントを一意に識別できるように作られたのがGUIDである。
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