SEGMEXEC
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/17 14:43 UTC 版)
SEGMEXEC は、IA-32 向けのNXビットエミュレーションであり、アドレス空間を2つに分割し、コードを両方の空間にマッピング(ミラーリング)する。命令フェッチの際、分割を跨いでアドレス変換が行われる。コードがそこにマッピングされていなければ、プログラムは終了させられる。 SEGMEXEC は仮想空間の大きさを半分にしてしまう。通常、個々のプロセスの仮想空間は 3GiB ある。SEGMEXEC を使うと、それが 1.5GiB ずつに分割され、一方がミラーリングに使われる。そのような問題はあるが、エミュレーション時の性能低下は少ない。2つの仮想空間にマッピングされる物理メモリは同じ実体であるため、メモリ使用量が増加することはない。
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