SAVE手術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/17 18:16 UTC 版)
SAVE手術(Septal anterior ventricular exclusion)は須磨久善によって考案された、ドール手術と同じく心内パッチを使用する術式である。ドール手術は心室の形態が球形になりやすく心筋の収縮効率低下や遠隔期の僧帽弁逆流の増悪を来しやすいため、左室をより回転楕円体に近い形状を保つことにより更に心機能を改善する目的で本術式が考案された。左室切開後、心拍動下に左室前壁中隔側の心機能低下部位を触診・視診で決定し、楕円形パッチを縫着、最後に切開した左室を縫合閉鎖し左室を楕円形にする。
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