擬ラピディティ
代表的な値を以下に示す。
0° ∞ 180° −∞ 0.1° 7.04 179.9° −7.04 0.5° 5.43 179.5° −5.43 1° 4.74 179° −4.74 2° 4.05 178° −4.05 5° 3.13 175° −3.13 10° 2.44 170° −2.44 20° 1.74 160° −1.74 30° 1.32 150° −1.32 45° 0.88 135° −0.88 60° 0.55 120° −0.55 80° 0.175 100° −0.175 90° 0
擬ラピディティは、 θ = 90° に対して奇関数である。すなわち、次の等式が成り立つ。
デカルト座標表示運動量への変換
ハドロン衝突型加速器により、運動量の横成分 pT、横平面上の極角 、そして擬ラピディティ η が測定できる。 デカルト座標表示した運動量 (z軸は粒子線軸とする)を得るには、次のような変換式を用いる。
よって、
が成り立つ。
脚注
- ^ Cheuk-Yin Wong. Introduction to High-Energy Heavy-Ion Collisions. p. 24
- 擬ラピディティのページへのリンク