PQモニタリング台車
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PQモニタリング台車は鉄道車両の台車の一種で、車輪にかかる垂直方向の力(輪重、P)と水平方向の力(横圧、Q)を測定する機能を備えたものであり、通常の営業運転車両に装着し、営業運転を行いながら脱線係数(Q/P)を連続的に測定できることを特徴とする[1]。交通安全環境研究所、東京地下鉄、住友金属工業、住友金属テクノロジーが共同開発し[2]、2009年(平成21年)1月から東京地下鉄などの一部の営業車両に装着されている[3]。2010年(平成22年)の日本機械学会賞(技術)を受賞している[4][5]。
- ^ a b c d e f 大野2008 p69
- ^ a b 鉄道を支える鉄鋼技術図鑑
- ^ a b PQモニタリング台車の開発・実用化
- ^ 2010年度(平成22年度) 日本機械学会賞受賞者
- ^ a b 卓越研究データベース 研究情報(登録番号1969)
- ^ a b c d 松本2008
- ^ 小泉2013 p18
- 1 PQモニタリング台車とは
- 2 PQモニタリング台車の概要
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