Oracle TimesTen In-Memory Databaseとは? わかりやすく解説

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Oracle TimesTen In-Memory Database

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 03:38 UTC 版)

Oracle TimesTen In-Memory Database
開発元 Oracle Corporation
最新版
11.2.1 (2009年8月7日)
対応OS クロスプラットフォーム
種別 DBMS超高速データベース
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト www.oracle.com
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Oracle TimesTenとは 基幹DB(Oracle)を利用したシステム付加することができるインメモリのデータベース。(Oracle10gから完全サポート)

特徴

  • データ構造は、既存のRDBと同じ。メモリへのアクセスを最適化したインデックス方式。
  • 速度はRDBMSに比べて10倍程度。
  • Oracleに買収されてからはCPUライセンスもしくは同時利用ユーザライセンスになっている。

アプリケーションインタフェース

特性

  • データの更新に伴うデータ・数値・計算値等の変化を任意の定義にもとづく設定により、別アプリケーションに通知。
  • アプリケーションからのリクエストに応じて、Oracle Database 10gのレコードをTimesTen上のデータストアにロードする「動的データローディング」。
  • 使用頻度が低いキャッシュデータを自動的に削除する「自動データエージング」。
  • インメモリのため、株価ボードのように一度の更新されたデータを、大多数ユーザーが見るような処理に向いているデータベースである。

歴史

  • 2005年6月、インメモリDBのトップベンダーだった米タイムズテンを買収。買収直後はデータ容量単位でライセンスを販売されていたが[1]、現在はCPUもしくは同時接続数ライセンスと他のOracle製品と同じ販売方法となっている。
  • Oracle Databaseラインアップへの統合されておりバージョンがあがるにつれて、Oracle Databaseとの親和性が向上している。
  • Oracle以外のSybaseやDB2などのデータベースにも対応しているが、データの同期などを考えるとOracleが使われていることがほとんどである。

脚注

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