N-37 (機関砲)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > N-37 (機関砲)の意味・解説 

N-37 (機関砲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/06 02:03 UTC 版)

北京中国人民革命軍事博物館のNudelman N-37

Nudelman N-37ソビエト連邦で開発された大威力の口径37mmの航空機関砲東側諸国で広く使用された。

概要

N-37は第二次世界大戦期のNudelman-Suranov NS-37を更新するためにA.E.ヌーデルマン率いる第16設計局のV.Ya.ネメノフによって設計され、1946年に軍に導入された。N-37はNS-37より、砲口初速は23%低く、重量は30%軽かった。

N-37は大きく重い弾丸(735 g/26 オンスの曳光焼夷榴弾、760 g/27 オンスの曳光徹甲弾)を発射するかなり大きな兵器だった。その砲口初速は大きかったが、発射速度はわずか400 発/分だった。その兵器の大きな反動と排煙は、機関砲と充分な量の弾薬のための空間を確保することと並んで、ジェット戦闘機にとって問題だった。しかし爆撃機を破壊するには多くの場合、一撃で充分だった。

N-37はMiG-9MiG-15MiG-17MiG-19の初期型などの戦闘機、Yak-25、その他に使われた。生産は1950年代後半まで続けられ、その後、軍に長年にわたって残存した。

バリエーション

N-37
マズルブレーキ無しの基本型
N-37D
マズルブレーキ付きのN-37
N-37L
1950 mmの長砲身のN-37。マズルブレーキ無し。
NN-37
Yak-27のために1950年代後半に開発されたN-37Lの改良型。NN-37はN-37Lと異なりニューマティックカウンターリコイルアクセラレーターを持ち、そのため発射速度が600-700 rpmに達した。この型に合わせて給弾機構が再設計された。

性能

  • 形式: 単砲身機関砲
  • 口径: 37 mm
  • 作動方式: ショートリコイル
  • 全長: 2455 mm (N-37D)
  • コンプリート重量: 103 kg
  • 発射速度: 400 rpm
  • 砲口初速: 690 m/s (2,260 ft/s)
  • 弾頭重量: 735 g (26 オンス)


このページでは「ウィキペディア」からN-37 (機関砲)を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からN-37 (機関砲)を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からN-37 (機関砲) を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「N-37 (機関砲)」の関連用語

N-37 (機関砲)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



N-37 (機関砲)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのN-37 (機関砲) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS