Mr.レディMr.マダムとは? わかりやすく解説

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Mr.レディMr.マダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/03 06:18 UTC 版)

Mr.レディMr.マダム
La Cage aux Folles
監督 エドゥアール・モリナロ
脚本 フランシス・ヴェベール
エドゥアール・モリナロ
マルチェロ・ダノン
ジャン・ポワレ
原作 ジャン・ポワレ
ラ・カージュ・オ・フォール
製作 マルチェロ・ダノン
出演者 ウーゴ・トニャッツィ
ミシェル・セロー
音楽 エンニオ・モリコーネ
撮影 アルマンド・ナンヌッツィ
編集 モニーク・イスナルドン
ロベール・イスナルドン
製作会社 レ・プロダクシオン・アルティストゥ・アソシエ
ダ・マ・プロデュジオネ
配給 ユナイテッド・アーティスツ
公開 1978年10月25日
1980年5月10日
上映時間 103分[1]
87分
110分
98分
91分
製作国 フランス
イタリア
言語 フランス語
製作費 7,000,000
興行収入 $20,424,259[2]
次作 Mr.レディMr.マダム2
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Mr.レディMr.マダム』(ミスターレディミスターマダム、La Cage aux Folles)は1978年フランスイタリア合作のコメディ映画。ジャン・ポワレ原作の舞台劇『ラ・カージュ・オ・フォール』を映画化したもので、ポワレ自身が脚色に加わっている。

続編として『Mr.レディMr.マダム2』(1980年)と『Mr.レディMr.マダム3 ウエディングベル』(1985年)が作られた。また本作のハリウッドリメイクとして『バードケージ』(1996年)がある。

ストーリー

フランスのサントロペにあるナイトクラブ「ラ・カージュ・オ・フォール」のオーナー・レナートと、店の花形にしてアーマンドの長年のパートナー、ザザことアルバン。レナートには、20年前に運命のいたずらで授かった息子ローランがおり、アルバンも母親代わりとなって彼を育ててきた。ある日レナートは、大学から久々の帰省してきたローランから同級生ルイーゼとの婚約を報告される。喜ぶレナートだったが、ルイーゼの父親は不道徳を許さない保守派の政治家というから大変。こんな生活を見られては台無しと、レナートたちは普通の家族を演じるべく準備にとりかかる。

キャスト

※声優はテレビ初放映時(1981年 テレビ朝日日曜洋画劇場』)のキャスト。

レナート・バルディ
演 - ウーゴ・トニャッツィ、声 - 黒沢良
ナイトクラブ経営者。
アルバン・ムージェット(ザザ・ナポリ)
演 - ミシェル・セロー、声 - 金田龍之介
クラブの看板スター。レナートの「妻」。
ちなみに吹き替えを務めた金田もセロー同様に日本版舞台の初演で同役を務めた。
シモーヌ・デブロン
演 - クレール・モーリエ、声 - 来宮良子
レナートの息子ローランの実母。
ローラン・バルディ
演 - レミ・ローラン、声 - 塩屋翼
レナートとシモーヌの間に生まれた息子。アルバンに育てられる。
ルイーゼ・シャリエ
演 - カルメン・スカルピッタ、声 - 沢田敏子
ジャコブ
演 - ベニー・リュケ、声 - 屋良有作
レナートとアルバンの世話をしているオカマの黒人メイド。
アンドレア・シャリエ
演 - ルイーザ・マネリ、声 - 佐々木るん
ローランの婚約者。
シモン・シャリエ
演 - ミシェル・ガラブリュ、声 - 富田耕生
保守政党の政治家。アンドレアの父。

映画賞受賞・ノミネート

第37回ゴールデングローブ賞英語版において、外国語映画賞、第4回セザール賞において、最優秀男優賞(ミシェル・セロー)を受賞した。

第52回アカデミー賞において、監督賞エドゥアール・モリナロ)、脚色賞フランシス・ヴェベール他)、衣裳デザイン賞(ピエロ・トージ、アンブラ・ダノン)の3部門でノミネートされた(いずれも受賞はならず)。

参考文献

  1. ^ La Cage aux folles - film 1978” (フランス語). AlloCiné. 2014年1月2日閲覧。
  2. ^ La Cage aux Folles (1979)” (英語). Box Office Mojo. 2014年1月2日閲覧。

関連項目

外部リンク


Mr.レディMr.マダム (映画)

(Mr.レディMr.マダム から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/10 05:53 UTC 版)

Mr.レディMr.マダム
La Cage aux Folles
監督 エドゥアール・モリナロ
脚本 フランシス・ヴェベール
エドゥアール・モリナロ
マルチェロ・ダノンドイツ語版
ジャン・ポワレフランス語版
原作 ジャン・ポワレ
ラ・カージュ・オ・フォール
製作 マルチェロ・ダノンドイツ語版
出演者 ウーゴ・トニャッツィ
ミシェル・セロー
音楽 エンニオ・モリコーネ
撮影 アルマンド・ナンヌッツィイタリア語版
編集 モニーク・イスナルドンフランス語版
ロベール・イスナルドンフランス語版
製作会社 レ・プロダクシオン・アルティストゥ・アソシエ
ダ・マ・プロデュジオネ
配給 ユナイテッド・アーティスツ
公開 1978年10月25日
1980年5月10日
上映時間 103分[1]
91分[2]
製作国 フランス
イタリア
言語 フランス語
製作費 7,000,000(€1,070,000[3]
興行収入 $20,424,259[4]
次作 Mr.レディMr.マダム2
テンプレートを表示

Mr.レディMr.マダム』(ミスターレディミスターマダム、La Cage aux Folles)は、1978年フランスイタリア合作のコメディ映画。監督はエドゥアール・モリナロ、出演はウーゴ・トニャッツィミシェル・セローなど。ジャン・ポワレフランス語版原作の舞台劇『ラ・カージュ・オ・フォール』を映画化したもので、ポワレ自身が脚色に加わっている。

続編として『Mr.レディMr.マダム2』(1980年)と『Mr.レディMr.マダム3 ウエディングベル』(1985年)が作られた。また本作のハリウッドリメイクとして『バードケージ』(1996年)がある。

ストーリー

フランスのサントロペにあるナイトクラブ「ラ・カージュ・オ・フォール」のオーナー・レナートと、店の花形にしてアーマンドの長年のパートナー、ザザことアルバン。レナートには、20年前に運命のいたずらで授かった息子ローランがおり、アルバンも母親代わりとなって彼を育ててきた。ある日レナートは、大学から久々の帰省してきたローランから同級生アンドレアとの婚約を報告される。喜ぶレナートだったが、アンドレアの父親は不道徳を許さない保守派の政治家というから大変。こんな生活を見られては台無しと、レナートたちは普通の家族を演じるべく準備にとりかかる。

キャスト

※声優はテレビ初放映時(1981年 テレビ朝日日曜洋画劇場』)のキャスト。

レナート・バルディ
演 - ウーゴ・トニャッツィ、声 - 黒沢良
主人公でナイトクラブ経営者。
アルバン・ムージェット(ザザ・ナポリ)
演 - ミシェル・セロー、声 - 金田龍之介
もう一人の主人公でクラブの看板スター。レナートの「妻」。
ちなみに吹き替えを務めた金田もセロー同様に日本版舞台の初演で同役を務めた。
シモーヌ・デブロン
演 - クレール・モーリエフランス語版、声 - 来宮良子
レナートの息子であるローランの実母。
ローラン・バルディ
演 - レミ・ローランフランス語版、声 - 塩屋翼
レナートとシモーヌの間に生まれた息子。アルバンに育てられる。
ルイーゼ・シャリエ
演 - カルメン・スカルピッタイタリア語版、声 - 沢田敏子
アンドレアの母でシモンの妻。ゲイが嫌い。
ジャコブ
演 - ベニー・リュケ英語版、声 - 屋良有作
レナートとアルバンの世話をしているオカマの黒人メイド。
アンドレア・シャリエ
演 - ルイーザ・マネリイタリア語版、声 - 佐々木るん
ローランの婚約者。
シモン・シャリエ
演 - ミシェル・ガラブリュ、声 - 富田耕生
保守政党の政治家。アンドレアの父。ゲイが嫌い。

作品の評価

映画批評家によるレビュー

Rotten Tomatoesによれば、21件の評論のうち高評価は95%にあたる20件で、平均点は10点満点中7.8点、批評家の一致した見解は「『Mr.レディMr.マダム』はフランス・イタリア合作の上質な笑劇で、きらびやかで魅力的なキャラクターと深い笑いがある。」となっている[5]

受賞歴

第37回ゴールデングローブ賞英語版において外国語映画賞第4回セザール賞フランス語版において最優秀男優賞フランス語版ミシェル・セロー)を受賞した。

第52回アカデミー賞において、監督賞エドゥアール・モリナロ)、脚色賞フランシス・ヴェベール他)、衣裳デザイン賞(ピエロ・トージ、アンブラ・ダノン)の3部門でノミネートされた(いずれも受賞はならず)。

出典

  1. ^ La Cage aux folles - film 1978” (フランス語). AlloCiné. 2014年1月2日閲覧。
  2. ^ 映画 Mr.レディ Mr.マダム (1978)について”. allcinema. 2020年7月10日閲覧。
  3. ^ La Cage aux Folles (1978)” (フランス語). JPBox-Office. 2020年7月10日閲覧。
  4. ^ La Cage aux Folles” (英語). Box Office Mojo. 2020年7月10日閲覧。
  5. ^ "Birds of a Feather". Rotten Tomatoes (英語). 2022年5月10日閲覧

関連項目

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