ミリメートル【(フランス)millimètre】【粍】
ミリメートル
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 09:18 UTC 版)
ミリメートル(millimetre, 記号mm)は、長さのSI単位で、1/1000メートル(m)である。
注
- ^ 以下はキロを「K」と表記することについての注意であるが、ミリを「M」とすること、及びメートルを「M」とすることにも適用される。「計量単位のSI化に係るQ & A(SI単位等普及推進委員会 通商産業省 計量行政室) - 2009年7月17日時点のアーカイブ、 Q5: 接頭語のキロに大文字のKを使用することは可能か。 A5: SIのルールでは、大文字のKは温度の計量単位であるケルビン(K)を表す記号ですので、誤解を生む要因となります。したがって、正しく小文字のkを使用すべきです。特に、欧州やISOなどでは、記号も含めて整合性を求められますので、正しい記号を使用することをお薦めします。 なお、計量法は、計量単位記号については、標準となるべきものを定めていますので、大文字のKを用いることに罰則が伴うものではありません。
- ^ 1959年9月の伊勢湾台風の後に名古屋市が作成した災害誌(小中学校ごと)には、「浸水程度 床上230c/m」のように「c/m」の表記が見られる。
出典
- ^ “French translation of 'millimetre'”. Collins English-French Dictionary. HarperCollins. 2017年8月16日閲覧。
- ^ 計量単位規則 別表第三(第2条関係)、接頭語ミリの欄、立体の「m」となっている。
- ^ 計量単位規則 別表第二(第2条関係)、長さの欄、記号は立体の「m」となっている。
- ^ 国際単位系 (SI)は世界共通のルールです (PDF) 3ページ目の右下の「誤りやすい単位記号の例」として"30 M"(正しくは→30 m)が示されている。
- ^ 渡辺賢二、『陸軍登戸研究所と謀略戦 科学者たちの戦争』、p.114 図19 カバン型カメラ・ライター型カメラ(伴和子提供)の図中に「フィルム(8m/m)」の印字が見える。ISBN 978-4-642-05737-0、吉川弘文館、歴史文化ライブラリー 337、2012-02-01第1刷発行
- ^ 「国際単位系(SI)のページ 3 日本ゴム協会誌への採用」『日本ゴム協会誌』第55巻第5号、日本ゴム協会、1982年、 326-331頁、 doi:10.2324/gomu.55.326。
- ^ セキスイ イボ竹 写真 太さ:20m/m φ、長さ:1500m/m と表示されている。
- ^ 国際単位系(SI)第9版(2019)日本語版 産業技術総合研究所、計量標準総合センター、p.106 表4、2020年4月
- ^ 国際単位系(SI)第9版(2019)日本語版 産業技術総合研究所、計量標準総合センター、p.112、2020年4月、「同様に接頭語の名称も、それが結合している単位の名称と不可分である。このため、例えば、ミリメートル、マイクロパスカル、メガニュートンは、一語である。」
- ^ “よくある質問集: 雨・雪について: 降水量の単位は「ミリメートル」なのに「メートル」を省略して「ミリ」と言っているのはなぜですか?”. 気象庁. 2021年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月10日閲覧。
- 1 ミリメートルとは
- 2 ミリメートルの概要
- 3 関連項目
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