マリオ・コルナとは? わかりやすく解説

マリオ・コルナ

(Mário Coluna から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/25 05:51 UTC 版)

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この名前は、ポルトガル語圏の人名慣習に従っています。第一姓(母方の)はエステヴェス第二姓(父方の)はコルナです。
マリオ・コルナ
1969年のコルナ
名前
本名 マリオ・エステヴェス・コルナ
愛称 O Monstro Sagrado
ラテン文字 Mário Coluna
基本情報
国籍 ポルトガル
モザンビーク
生年月日 (1935-08-06) 1935年8月6日
出身地 ポルトガル領東アフリカ
(現: モザンビーク)
マプト州イニャカ
没年月日 (2014-02-25) 2014年2月25日(78歳没)
身長 173cm[1]
体重 76kg[1]
選手情報
ポジション MF(LH,IL)
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1945-1954[1]
1954-1970
1970-1972
ロレンソ・マルケス
SLベンフィカ
オリンピック・リヨン

677 (150)
19 (2)
代表歴
1955-1968 ポルトガル 57 (8)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

マリオ・エステヴェス・コルナ(Mário Esteves Coluna、1935年8月6日 - 2014年2月25日)は、モザンビーク出身の元ポルトガル代表サッカー選手。ポジションはミッドフィールダー(インサイドレフト)[1]。愛称はオ・モンストロ・サグラード(O Monstro Sagrado、聖なる怪物)。

経歴

ポルトガル領東アフリカ(現モザンビーク)出身のコルナは、地元のデスポルティーヴォ・ロレンソ・マルケスでのプレーを認められ、1954-55シーズンにポルトガルのベンフィカに加入した。ベンフィカには1969-70シーズンまで在籍し、リーグ優勝10回、カップ優勝6回に貢献した。ヨーロピアンカップでは2度優勝(1960-1961、1961-1962)の後、さらに主将として3度準優勝(1962-1963、1964-1965、1967-1968)した。引退直前の1970-1971シーズンから1971-1972シーズンまではフランスのオリンピック・リヨンに在籍した。

ポルトガル代表としては57試合に出場し8ゴールを挙げる。デビュー戦は1955年5月4日の親善試合スコットランド戦、代表最後の試合は1968年12月11日のFIFAワールドカップ・予選ギリシャ戦である。1966年ワールドカップで3位入賞を果たし「マグリッソス」(en:Magriços)の愛称で知られたチームで主将を務めた。

1975年にモザンビークが独立した後はモザンビークサッカー連盟会長やモザンビーク代表監督を歴任、1994年から1999年まで同国スポーツ相を務めた。

2014年2月25日、呼吸器系の病気のためモザンビークで死去。78歳没[2]

プレースタイル

エレガントで効率的なスタイルのゲームメーカーだったコルナは卓越したキック力でも知られ、1960-61シーズンのヨーロピアンカップ決勝のFCバルセロナ戦では、彼が決めた40メートルのロングシュートが決勝点になった。身体能力も非常に高く、モザンビークでの走り幅跳び記録を持つほどだった[1]

タイトル

ベンフィカ

脚注

  1. ^ a b c d e 『ワールドサッカー 20世紀スタープレーヤー名鑑』(ベースボールマガジン社、2001年)
  2. ^ 元ポルトガル代表主将、コルナ氏が死去 日刊スポーツ 2014年2月26日




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