Lex のファイル構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 16:04 UTC 版)
Lexのファイル構造は意識的にyaccのそれに似せて定義されている。ファイルは3つの部分に分割されており、それぞれ定義領域、規則領域、Cコード領域である。各領域はパーセント記号2つ(%%)のみを含んだ行で区切られる。 定義領域は正規表現を用いてマクロを定義するところであり、かつCのヘッダーファイルを取り込む場所でもある。 規則領域は最も重要な領域でありCの命令との関連付けを行う。Lexの規則と一致するパターンがあるとそれに関連付けされたCコードを実行する。 Cコード領域には生成したソースにそのままコピーされるCの命令や関数が含まれている。これらの命令は規則領域での規則により呼ばれたコードを含む場合もある。大規模なプログラムではここに分割しておきコンパイル時にリンクするほうが便利である。
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lex のファイル構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/01/01 09:34 UTC 版)
lexのファイル構造は意識的にyaccのそれに似せて定義されている。 ファイルは3つの部分に分割されており、それぞれ定義領域、規則領域、Cコード領域である。各領域はパーセント記号2つ(%%)のみを含んだ行で区切られる。 定義領域は正規表現を用いてマクロを定義するところであり、かつCのヘッダーファイルを取り込む場所でもある。 規則領域は最も重要な領域でありCの命令との関連付けを行う。lexの規則と一致するパターンがあるとそれに関連付けされたCコードを実行する。 Cコード領域には生成したソースにそのままコピーされるCの命令や関数が含まれている。 これらの命令は規則領域での規則により呼ばれたコードを含む場合もある。大規模なプログラムではここに分割して置きコンパイル時にリンクするほうが便利である。
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