Love Communication
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「Love Communication」 | ||||||||
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THE YELLOW MONKEY の シングル | ||||||||
初出アルバム『smile』 | ||||||||
リリース | ||||||||
ジャンル | ロック | |||||||
レーベル | TRIAD / 日本コロムビア | |||||||
プロデュース | 吉井和哉 宗清裕之 |
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チャート最高順位 | ||||||||
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THE YELLOW MONKEY シングル 年表 | ||||||||
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「Love Communication」(ラヴ・コミュニケーション)は1995年1月21日に発売されたTHE YELLOW MONKEY5枚目のシングル。発売元は日本コロムビア・トライアドレーベル。
概要
- 4thアルバム『smile』の先行シングルとしてリリース。自身初となるオリコンシングルチャートTOP30入りを果たした。
- 吉井自らが希望し、ミュージックビデオの監督を担当した。その背景には、「その時の日本プロモーション・ビデオの質感が気に入らなかった」という理由があったという[1]。
制作背景
- この時期に初の日本武道館公演が決まり、「ヒット曲ぐらいないとマズいだろう」というスタッフからの提案によって制作されたロックナンバー。当初吉井は『smile』収録の「エデンの夜に」、または「ヴィーナスの花」を先行シングルとして考えていたが、スタッフを納得させることはできず、新たに作曲したのが本曲である[1]。
- スタッフは、作曲を依頼する際、3rdシングルである「『悲しきASIAN BOY』のような曲を作ってくれ」という要望をしたが、吉井は「それはもうやったでしょう。結果も出なかったじゃないですか。自分たちは違う方向に行きたいんです」と反論した。しかし、スタッフは「いや、君らの真骨頂は『悲しきASIAN BOY』路線だと思う」と吉井を説得させた。吉井はその翌日に「こういうことですか」とこの曲の弾き語りのデモを当時のディレクターである宗清裕之に聴かせ、同氏は「そこでちゃんと作ってくるのが吉井くんのすごいところなんです」というコメントを残している[2]。
- 当初はディスコ風ナンバーを想定して制作をしており、サビはワンフレーズの英語の繰り返しの曲だった。吉井は「打ち込みみたいなのを使った曲をやりたかった」と述懐している[3]。後に17thシングル「MY WINDING ROAD」にてディスコ風ナンバーを制作しており、「『Love Communication』でやりたかったことができた」と語っている[3]。吉井は後に「結果的にこの曲はロックヴァージョンに仕上がって正解だった」と語っている[3]。
収録曲
Love Communication
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- (作詞・作曲:吉井和哉 / 編曲:THE YELLOW MONKEY)
- TV朝日系「mew」オープニングテーマ
- スペースシャワーTV1995年1月度POWER PUSH
- ABCラジオ『ABCミュージックパラダイス』1995年1月度ミューパライチ押しナンバー
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See-Saw Girl
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- (作詞・作曲:吉井和哉 / 編曲:THE YELLOW MONKEY)
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Love Communication (Instrumental)
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- (作曲:吉井和哉 / 編曲:THE YELLOW MONKEY)
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収録作品
#1. Love Communication
- 『smile』(1995年2月1日)
- 『TRIAD YEARS actI〜THE VERY BEST OF THE YELLOW MONKEY』(1996年12月7日)
- 『THE YELLOW MONKEY SINGLE COLLECTION』(1998年12月10日)
- 「Romantist Taste 2012」(2012年10月10日)※ライブテイク
#2. See-Saw Girl
- 『smile』(1995年2月1日)
脚注
外部リンク
「Love Communication」の例文・使い方・用例・文例
固有名詞の分類
THE YELLOW MONKEYの楽曲 |
嘆くなり我が夜のFantasy BRILLIANT WORLD Love Communication 太陽が燃えている アバンギャルドで行こうよ |
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