Ju 87 A-0
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 23:13 UTC 版)
「Ju 87 (航空機)」の記事における「Ju 87 A-0」の解説
大量生産に向け、生産性を向上させるために主翼の先端は直線にされ補助翼の形状も前後がなだらかな形に修正された。飛行中でもパイロットが昇降舵と方向舵のトリム・タブを調節できるように設計されていた。A-0は水平に近いエンジン・カウリングを装備しており、パイロットは非常によい視野をえた。そのためエンジンは25cmほど下げて取り付けられることとなり、胴体と機銃手席も下げられ機銃手に良好な射界を与えた。ドイツ航空省は当初7機のA-0型を発注したが後に11機に増やしている。1937年前半に、A-0は様々な爆弾を搭載してテストが行われた結果、Jumo 210 Aエンジンの出力不足はフォン・リヒトホーフェンに指摘され速やかにJumo 210 Dに交換された。
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