II期(ハラッパー文化期)の様相
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/02 03:04 UTC 版)
「カーリバンガン」の記事における「II期(ハラッパー文化期)の様相」の解説
II期では、ハラッパーと同様な典型的なインダス文明の計画都市の遺構であって、I期の遺構を埋めて基壇として東西120m、南北240mの「城塞」を築き、その東隣に東西240m、南北360mの周壁に囲まれた「市街地」が築かれた。このプランについては、それぞれ「城塞」南北面をなす短辺を基数とし、その倍数にしたがっていたと推察されている。 「城塞」も「市街地」も東へやや倒して南北に長い平行四辺形をなしており、周壁には「見張り台」のような突出部が設けられている。
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