Hugo (ソフトウェア)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/20 00:31 UTC 版)
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初版 | 2013年7月5日[1] |
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最新版 |
0.145.0[2] ![]() |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | Go |
対応OS | |
プラットフォーム | |
種別 | 静的サイトジェネレーター |
ライセンス | Apache License 2.0 |
公式サイト |
gohugo |
Hugoは、Goでプログラムされた静的サイトジェネレーターである。 Steve Franciaによって2013年に開発が開始され、2015年のバージョン0.14以降はBjørn Erik Pedersen[3]とその他の貢献者によって開発が継続されている。Hugoは、Apache License 2.0の条件に基づいて配布されているFOSSプロジェクトである[4]。
Goで記述されており、開発者によるベンチマークと性能を向上させるための努力によって、殆どのウェブサイトを数秒で生成[注釈 1]できる。公式ウェブサイトでは、「ウェブサイトを構築するための世界最速のフレームワーク」であると謳っている。
2015年7月にNetlifyはHugoのホスティングの提供を開始し[5]、2017年にSmashing MagazineはWordPressからHugoを使用したJamstackソリューションに移行した[6]。また、Cloudflareは2022年に開発者向けドキュメントをGatsbyからHugoに切り替えた。
特徴
Hugoは、データファイル、i18nバンドル、設定、レイアウトのテンプレート、静的ファイルとMarkdown又はOrg-modeで記述されたコンテンツを取得し、静的ウェブサイトをレンダリングする。注目すべき機能には、多言語対応、画像処理、アセット管理、カスタム出力形式、Markdownレンダリングフック、ショートコードなどがある。 ネストされたセクションでは、様々な種類のコンテンツを分離することができる[注釈 2][7]。
Hugoは、BootstrapやTailwindなどのフロントエンドフレームワークと組み合わせて使用できる。HugoサイトはクラウドベースのCMSソフトウェアに接続できるため、コンテンツ編集者はコーディングの知識がなくてもサイトコンテンツを編集できる。Hugoには、コミュニティによって作成・管理されているテーマが多数存在する[8]。
脚注
注釈
出典
- ^ “Releases - gohugoio/hugo”. 2020年12月31日閲覧。
- ^ "Release v0.145.0"; 閲覧日: 2025年2月28日; 出版日: 2025年2月27日.
- ^ “Interview with Bjørn Erik Pedersen, Hugo lead developer” (英語). the New Dynamic (2017年10月3日). 2021年3月5日閲覧。
- ^ “Apache License” (英語). Hugo. 2021年3月5日閲覧。
- ^ Biilmann, Matt (2015年7月30日). “Hosting Hugo on Netlify–Insanely Fast Deploys” (英語). Netlify. 2021年3月5日閲覧。
- ^ Friedman, Vitaly (2017年3月17日). “A Little Surprise Is Waiting For You Here.” (英語). Smashing Magazine. 2021年3月5日閲覧。
- ^ van Gumster, Jason (2017年5月18日). “Hugo vs. Jekyll: Comparing the leading static website generators” (英語). Opensource.com. 2021年3月5日閲覧。
- ^ “Complete List” (英語). themes.gohugo.io. 2024年3月30日閲覧。
外部リンク
- Hugo_(ソフトウェア)のページへのリンク