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田邊元

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/02 00:19 UTC 版)

田辺 元(たなべ はじめ、1885年明治18年)2月3日 - 1962年昭和37年)4月29日)は、日本の哲学者。旧字体で表記した場合は田邊 元西田幾多郎とともに京都学派を代表する思想家京都大学名誉教授。1947年帝国学士院会員、1950年文化勲章受章。


  1. ^ 竹田篤司物語「京都学派」 : 知識人たちの友情と葛藤』[た-84-1]、中央公論新社〈中公文庫〉、2012年。ISBN 9784122056732NCID BB09899274https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I023778885-00  p.171 より
  2. ^ 「思想」1962年9月号, 高橋里美による学士院での田辺元追悼演説
  3. ^ 田辺元全集第1巻解説
  4. ^ 高山岩男『場所的論理と呼応の原理』(改訂版)創文社、1976年。 NCID BN03160483https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001244832-00  p.4 より
  5. ^ 花澤秀文「田邊元の高山岩男批判 : 「場所的論理と呼応の原理」に関する「田邊書簡」をめぐって」『岡山大学大学院文化科学研究科紀要』第15巻第1号、岡山大学大学院文化科学研究科、2003年3月、43-71頁、doi:10.18926/1299NAID 120002306035 
  6. ^ この批判について、田辺の「懺悔道」が戦中から既に模索されていたものであり、戦後の「一億総懺悔」の風潮とは一線を画すものであることが研究者によって注意されている。田辺元 著, 藤田正勝 編『懺悔道としての哲学』岩波書店〈岩波文庫、青(33)-694-2 . 田辺元哲学選 ; 2〉、2010年。ISBN 9784003369425NCID BB03556253https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I005950562-00  解説など参照
  7. ^ 花澤秀文 前掲論文
  8. ^ 竹之内静雄(1991:352-353)「『哲学入門』刊行の頃」,武内義範ら編『田辺元 思想と回想』,349-354頁
  9. ^ 『溪聲西谷啓治上回想篇』p.307 京都宗教哲学会、燈影舎, 1993
  10. ^ 福岡隆活字にならなかった話 : 速記五十年』筑摩書房、1980年。 NCID BN09994440https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001481991-00  p.56 より
  11. ^ 福岡隆 1980, p. 55.
  12. ^ 福岡隆 1980, p. 56-57.
  13. ^ 「常識、哲学、科学」、「弁証法の意味」、「種の論理と世界図式」、『懺悔道としての哲学』、「メメント モリ」、「西田先生の教えを仰ぐ」、「生の存在学か死の弁証法か」、「双賽一擲」試訳付注を収録している。
  14. ^ 『カントの目的論』、「ヘーゲルの絶対観念論」、「種の論理の意味を明にす」、『種の論理の弁証法』、「キリスト教とマルクシズムと日本仏教」、「科学と哲学と宗教」、「生の存在学か死の弁証法か」を収録している。


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