G. V. Blackの分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 15:32 UTC 版)
「窩洞」の記事における「G. V. Blackの分類」の解説
修復窩洞の基本形態として、1895年にブラックによって示された予防拡大に基いた分類が良く知られており、世界中の臨床現場に応用されてきた。しかし、今日では接着性修復が一般的となり、レジン系接着剤が無かった時代のこの原則は過去のものとなりつつある。I級窩洞:小窩裂溝に限局した窩洞形態をいう。 II級窩洞:臼歯隣接面を含む窩洞形態をいう。 III級窩洞:切端隅角を含まず、前歯・犬歯の隣接面も含んでいる窩洞形態をいう。 IV級窩洞:切端隅角を含み、前歯・犬歯の隣接面も含む窩洞形態をいう。 V級窩洞:歯頚部(1/3)に限局した窩洞形態をいう。 Blackの分類にふくまれないものVI級窩洞(Davis):臼歯咬合面や前歯切縁部に限局し、広く生じた欠損の為の窩洞。
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