Fork爆弾
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/18 09:47 UTC 版)
Fork爆弾(フォークばくだん)とは、コンピュータシステムへのDoS攻撃の一種で、新たなプロセスを生成するfork機能を使ったものである[1]。Fork爆弾はワームやウイルスのようにコンピュータからコンピュータへ広がることはない。これは、コンピュータ上で同時に実行可能なプログラム数あるいはプロセス数に制限があるという前提に依存したものである[2]。このような自己複製プログラムを wabbit、bacteria、rabbit programs などと呼ぶ。wabbit は単に自己複製するだけでなく、悪意ある副作用を持つようプログラムすることもできる[3]。
- ^ man page of fork FreeBSD
- ^ Understanding Bash fork() bomb ~ :(){ :|:& };: Linux/UNIX FAQ
- ^ Wabbit in the Jargon File (The Hackers Dictionary)
- ^ grsecurity Linux kernel patch
- ^ `man ulimit` online copy of the man page.
- ^ `man limits` online copy of the man page.
- ^ Linux kernel module for fork bomb prevention.
- ^ FreeBSD - login.conf
- 1 Fork爆弾とは
- 2 Fork爆弾の概要
- 3 予防
- 4 関連項目
「Fork bomb」の例文・使い方・用例・文例
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