エナメル小柱
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 16:29 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動エナメル小柱(エナメルしょうちゅう)はエナメル質の基本構造。幅4μm、高さ8μmで、ハイドロキシアパタイトの結晶の塊が密に詰まった物質である。断面は、鍵穴と例えられる事もあるが、この説明は適切でないとされる[1]。
エナメル小柱は列をなして並んでおり、それぞれの列の長軸は一般的に象牙質に垂直である。永久歯ではセメントエナメルジャンクション近くのエナメル小柱は予想よりもわずかに歯根の方に傾いている。象牙質に支えられていないエナメル質は容易に破折するため、保存修復学においてエナメル質の走行を理解することは非常に重要である。結晶の構造は非常に複雑である。基本的にエナメル質の結晶は長軸に平行に並ぶが、中心軸から離れれば離れるほど、傾斜が大きくなる。
エナメル小柱の周りは小柱間エナメル質(小柱間質)と呼ぶ。エナメル小柱と構成は同じであるが、結晶の方向が異なっており、組織学的に区別する。エナメル小柱にほぼ垂直な状態となっている。
脚注
- ^ tenCate 口腔組織学 第5版 P.277
参考文献
- Cate, A.R. TentenCate 口腔組織学第5版, 医歯薬出版 ISBN 4-263-45515-0
「Enamel rod」の例文・使い方・用例・文例
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- 史学の父 《Herodotus のこと》.
- 『John and Mary(ジョンとメアリー)』または『John walked and Mary rode(ジョンは歩き、そして、メアリーは乗り物に乗った)』における『and』、等位接続詞である;そして、『will you go or stay?(行くか、いてもらえますか?)』における『or』もそうである
- 経口で投与される非ステロイド性の抗炎症薬(商標名Torodal)
- グラム陽性でグラム陰性バクテリアの広範囲に対して有効な抗菌性医療として使用されるニトロフランの派生物(商標名Macrodantin)
- Erodium属の様々な植物の総称
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