EGFRチロシンキナーゼ阻害剤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 19:08 UTC 版)
「上皮成長因子受容体」の記事における「EGFRチロシンキナーゼ阻害剤」の解説
ゲフィチニブ、エルロチニブ、ダコミチニブは、EGFRのチロシンキナーゼを特異的に阻害する内服抗がん剤である。腫瘍縮小効果はEGFR細胞内領域の変異と関連があり、主に非小細胞肺癌の治療に使用される。 またラパチニブは、EGFRおよびHER2のチロシンキナーゼを選択的かつ可逆的に阻害することにより、その結果としてアポトーシスを誘導し、HER2の過剰に発現した乳癌腫瘍細胞の増殖を抑制する。
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