それでも地球は動く
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「それでも地球は動く」(それでもちきゅうはうごく、イタリア語: E pur si muoveまたはEppur si muove エップル・スィ・ムオーヴェ)は、イタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイが、1633年に開かれた2回目の異端審問(宗教裁判)の際につぶやいたとされる言葉であるが、同時代の記録には記載されておらず、最初に文献に現れるのは18世紀後半のことである。青木靖三や君塚直隆などもこの言葉を述べたという事実はないとしている。
- ^ a b c d e Ouellette, Jennifer (18 May 2020). "We now have more evidence that Galileo likely never said "And yet it moves"". Ars Technica (英語). 2024年2月23日閲覧。
- ^ a b c d Drake, Stillman (2003) [1978]. Galileo at Work: His Scientific Biography (英語). Mineola: Dover Publications. p. 357. ISBN 0-486-49542-6。
- ^ a b c Livio, Mario (6 May 2020). "Did Galileo Truly Say, 'And Yet It Moves'? A Modern Detective Story". Scientific American (英語). 2024年2月23日閲覧。
- ^ ことばの旅人 それでも地球は動いているガリレオ・ガリレイ、朝日新聞be、2004年1月24日。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
- ^ 君塚, 直隆『ヨーロッパ近代史』筑摩書房、2019年1月。ISBN 978-4-480-07188-0。
- 1 それでも地球は動くとは
- 2 それでも地球は動くの概要
- 3 関連項目
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