Disinfectant_(ソフトウェア)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Disinfectant_(ソフトウェア)の意味・解説 

Disinfectant (ソフトウェア)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 16:16 UTC 版)

Disinfectant
開発元 ジョン・ノースタッド(ノースウェスタン大学
初版 1989年3月18日 (34年前) (1989-03-18)[1]
最新版
3.7.1[2] / 1997年7月 (26年前) (1997-07)[2]
対応OS Classic Mac OS
サポート状況 終了[3][4]
ライセンス フリーウェア[3]
テンプレートを表示

Disinfectant(ディスインフェクタント)は680x0時代のMacintoshでよく使われた、フリーアンチウイルスソフトウェアClassic Mac OSアプリケーションおよび機能拡張として使用できた[5]

概要

1989年、ジョン・ノースタッド(: John Norstad)がフリーウェアとして一般公開した[3]。開発にはC言語が使用され、バージョン1.0で対応したウイルスは5種だった[6]。その後もバージョンアップされ、新種のウイルスに対応していった[5]。Disinfectantには隠し機能があり、メニューから「About Disinfectant」を選び、しばらく待っていると、自由の鐘の演奏と共に、Disinfectantが対応しているウイルスの一覧が表示され、それらが足で踏みつぶされるアニメーションが再生される[7]。1992年、「ドクターマッキントッシュ」などの著作で知られるボブ・レヴィタス英語版がDisinfectantを称賛する文を書いている[8]

1998年5月、ノースタッドは急増するマクロウイルスに一個人では対応できなくなったとして、バージョンアップの継続を断念した[3][4]

出典

  1. ^ Norstad, John (1998年10月11日). “Disinfectant Retired”. 2016年4月6日閲覧。
  2. ^ a b Ducan, Geoff (1997年7月14日). “Disinfectant 3.7.1”. TidBITS英語版. 2016年4月6日閲覧。
  3. ^ a b c d e Anbinder, Mark H. (1998年5月11日). “John Norstad Retires Disinfectant”. TidBITS英語版. 2016年4月6日閲覧。
  4. ^ a b Disinfectant: Macintosh Anti-Virual Utility”. Apple (2012年2月18日). 2016年4月6日閲覧。
  5. ^ a b Borrell, Jerry (1991-01-01). Macworld Read Me First Book. IDG Books. p. 219 
  6. ^ Norstad, John (2012年7月14日). “John Norstad's Autobiography”. 2016年5月4日閲覧。
  7. ^ Brian Kendig (1993年1月). “The Macintosh Secret Trick List”. 2016年5月4日閲覧。
  8. ^ LeVitus, Bob (1992). Dr. Macintosh's Guide to the On-Line Universe. Addison-Wesley英語版. p. 270 

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Disinfectant_(ソフトウェア)」の関連用語

Disinfectant_(ソフトウェア)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Disinfectant_(ソフトウェア)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのDisinfectant (ソフトウェア) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS