Dance Musicとは? わかりやすく解説

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ダンス‐ミュージック【dance music】

読み方:だんすみゅーじっく

踊るための楽曲また、その音楽ジャンル総称


ダンス・ミュージック

(Dance Music から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/16 12:54 UTC 版)

ウルトラ・ミュージック・フェスティバル(2014年、南アフリカ

ダンス・ミュージック: Dance music)とは、ダンスBGMとして機能する音楽、または踊るための音楽を指す。単独の音楽ジャンルを指す概念ではなく、複数の音楽ジャンルを総合する概念と見なされている。

概略

音楽家とメディエヴァルの踊りの様子(14世紀健康全書より)

古くは、古代ギリシアの陶芸音楽家ダンサーが描かれているものがあり、確認できる最も初期の西洋のダンスミュージックとして中世ヨーロッパメディエヴァル英語版が挙げられる。ヨーロッパのバロック時代では、フランス宮廷を発祥とするバロックダンス[1]が挙げられる。

クラシック音楽古典派音楽では、メヌエットがしばしば第3楽章で踊られる。ロマン派音楽ではワルツが生まれ、バルカロールマズルカポロネーズなどのさまざまなフォークダンスが流行して19世紀後半に社交ダンスが発祥し、20世紀初頭には労働者階級の間で社交ダンスが人気を博してダンスホールに人が集まるようになる。1920年代にダンスミュージックは非常に盛え、1930年代にはベニー・グッドマン、デューク・エリントン、グレン・ミラーらによるスウィング・ジャズがダンスミュージックとして人気を集めた。

1950年代ロックンロール、ロカビリー、1960年代後半にソウルミュージックリズム・アンド・ブルースなどがダンスミュージックとして人気を集め、1970年代半ばから1970年代後半にかけてディスコが流行する。ディスコでは、フィリー・ソウルやサルソウル・サウンドを中心に、ストリングスなどオーケストラのサウンドが多く取り入れられた音楽も一部に存在したが、これはロックンロールの普及以後に失われていたサウンドであった。また、ディスクジョッキーレコードをかけるだけでダンスミュージックが成立することはバンドを雇うよりも費用の面で安上がりだったことも、流行の要因にあげられる。1970年代後半にディスコは全盛期を迎えたが、ソウルやR&Bの衰退というマイナス面もあった。

アメリカ合衆国ヨーロッパではダンス・ミュージックが日常的に楽しまれていた。特に、エレクトロニック・ダンス・ミュージックについては、ディスコブームと並行して電子音楽が普及していき、ポスト・ディスコHi-NRGユーロビートユーロダンスハウステクノトランスヒップホップドラムンベース2ステップなど、さまざまな派生ジャンルが生まれていく。その後、EDMという混成型のジャンルも登場した。その間、ディスコクラブへと移行した。

日本では1980年代末まで昭和歌謡の時代が続き、終戦直後から継続的に笠木シヅ子ジャニーズ西城秀樹ピンク・レディー風見慎吾日本人として初めてブレイクダンステレビ番組で披露)など、昭和歌謡の枠組みで大胆な振り付けを特徴とする歌手が人気を集めていても、ダンス・ミュージックという言葉が知られていなかったが、1990年代になるとディスコダンス番組「DADA L.M.D.」で結成された元祖ダンス&ボーカルグループZOOがダンス・ミュージックを標榜し始め、小室哲哉プロデュースによるTRF安室奈美恵などで本格的な人気が出た後、続いてエイベックスが仕掛人となってパラパラブームが起きバッキー木村パラパラオールスターズが国民的人気を獲得して一般人の間でパラパラが楽しまれるようになり、同時にMAXSPEEDモーニング娘。Folderなどのダンス&ボーカルグループも相次いで人気となったことでダンス・ミュージックが主流のジャンルに成長した。かつてダンスについて全く無関心であった日本のダンス人口は急増し、2020年代には米国フランスに並ぶダンス大国と見做されるようになった[2]

2010年代以降はダブステップ[注 1]エレクトロ・ハウスが流行したほか、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEによる、ダンスの世界では以前から知られていたダンス「ランニングマン」も日本で人気になった。

2010年代には、ダブステップとは別の流れで、1980年代や1990年代の楽曲をサンプリングしてループしたりピッチを下げたりするヴェイパーウェイヴというムーヴメントが、インターネット上で生まれた[3]。ヴェイパーウェイヴからダンサブルな側面で派生したフューチャーファンクでは、日本以外では存在すら知られていなかった1980年代の日本シティ・ポップが多数サンプリングされた。その結果として、日本のシティ・ポップ自体もレア・グルーヴとして世界中で脚光を浴びることになった[4]。また、さらに後に出現したサブジャンルのWaveは、ベース・ミュージックとして進化を遂げ、クラブ・ミュージックとしてロンドンを本拠地に持ちつつ、アメリカ合衆国やカナダにも伝播した[5]。日本では2018年にディーン・フジオカが「Echo」という楽曲でWaveをJ-POPに取り入れている[6]

ギャラリー

ダンス・ミュージック

脚注

注釈

  1. ^ ダブステップではなくブロステップであるとする議論がある。

出典

関連項目


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