Cotopaxiとは? わかりやすく解説

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コトパクシ【Cotopaxi】

読み方:ことぱくし

エクアドル中央部アンデス山脈中にある活火山チンボラソに次ぐ同国第2の高峰標高5911メートル美しい山容の成層火山で、山頂部氷河がある。コトパヒ。

コトパクシの画像
撮影Dave Lonsdale http://goo.gl/ii2kV

コトパクシ山

(Cotopaxi から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/29 22:52 UTC 版)

コトパクシ山
コトパクシ国立公園英語版から撮影
標高 5,897 m
所在地 エクアドルコトパクシ県
位置 南緯0度40分50秒 西経78度26分16秒 / 南緯0.68056度 西経78.43778度 / -0.68056; -78.43778
山系 アンデス山脈
種類 成層火山
初登頂 1872年
コトパクシ山
コトパクシ山
プロジェクト 山
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コトパクシ山(コトパクシさん、Cotopaxi)はエクアドル中央部、アンデス山脈中にある活火山。山頂の標高は5,897m

概要

コトパクシ山のクレーター

コトパクシとは、ケチュア語で「光る巨大な物」を意味する。別名コトパヒ山[1]富士山に似ていることから、「エクアドルの富士山」と日本人が呼ぶことがある。エクアドル国内ではチンボラソに次いで二番目の高さである。首都キトの南方55kmの高原上にある比高3000mの成層火山で、常時噴煙が見られる[1]火口は東西500m以上、南北700mと推定されている。を頂き、標高5000m以上の部分は氷河となっている。初登頂は1872年[1]

世界一高い活火山[1]などと表記されることがあるが、現在の活火山の定義(概ね過去1万年以内に噴火した火山)のもとでは、オホス・デル・サラード山(6,893m、直近の噴火:400年1000年ごろ)又はユヤイヤコ山(6,739m、直近の噴火:1877年)とされるため、正しくない。

主な噴火記録

  • 1532~33年、噴火したという記録が残されている。
  • 1698年、大噴火。南西の町ラタクンガに大きな被害が出た。
  • 1744年、大噴火。800km以上離れたコロンビアオンダまで爆音が聞こえたという。
  • 1877年、噴火[2]
  • 1903年、大噴火。
  • 2015年8月14日、噴火。上空8000mに達する火山灰を噴き上げ、周辺地域の警戒レベルを中程度に引き上げた[2]。翌15日にはエクアドルの大統領・ラファエル・コレアが非常事態宣言を出し、周辺住民が避難した[3]

脚注

外部リンク



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