Coronal planeとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Coronal planeの意味・解説 

冠状面

(Coronal plane から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/08/20 07:41 UTC 版)

冠状面
人体の冠状面
ヒト大脳の冠状面
ラテン語 plana coronalia
英語 coronal plane

冠状面(かんじょうめん、英語: coronal plane)または前頭面(ぜんとうめん、frontal plane)あるいは前額面(ぜんがくめん)は、生物の体を腹側と背側に(ヒトの場合は前側と後側)分割する任意の平面である。冠状平面(前頭平面、前額平面)ともいう。

目次

概説

解剖学において生物の体の各部の関係を記載する際に用いられる平面のひとつである。頭蓋骨の関節である冠状縫合coronal suture)の方向にほぼ平行であることから命名されている。冠状面は平行移動することにより無数に存在する。

この平面で切断した断面を冠状断coronal section、または前頭断、前額断)という。

応用例

人体の場合、左右の肩を通る仮想の直線で2つ(前側と後側すなわち腹側と背側)に切断する面を中央冠状面 (mid‐coronal plane) という。

他の平面との関係

冠状面は横断面(ヒトなら水平面)と垂直なので、縦断面のひとつである。また矢状面とも垂直である。

画像

他の平面との関係。矢状面、冠状面、横断面。  
MRIで撮影した人体の冠状面。  
MRIで撮影したヒト頭部の冠状断面。  
CTで撮影したヒト胴体。腹側から背側へ冠状面を連続表示している。心臓脊椎などが見える。  

関連項目

外部リンク


「Coronal plane」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Coronal plane」の関連用語

Coronal planeのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Coronal planeのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの冠状面 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS