コロブリエールとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > コロブリエールの意味・解説 

コロブリエール

(Collobrières から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/04 16:38 UTC 版)

Collobrières

行政
フランス
地域圏 (Région) プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏
(département) ヴァール県
(arrondissement) トゥーロン郡
小郡 (canton) ル・リュック小郡
INSEEコード 83043
郵便番号 83610
市長任期 クリスティーヌ・アムラーヌ
2014年 - 2020年
自治体間連合 (fr) fr:Communauté de communes Méditerranée Porte des Maures
人口動態
人口 1919人
2015年
人口密度 17人/km2
地理
座標 北緯43度14分17秒 東経6度18分35秒 / 北緯43.2381度 東経6.3097度 / 43.2381; 6.3097座標: 北緯43度14分17秒 東経6度18分35秒 / 北緯43.2381度 東経6.3097度 / 43.2381; 6.3097
標高 平均:m
最低:58 m
最高:776 m
面積 112.68km2
Collobrières
公式サイト http://www.collobrieres.fr/
テンプレートを表示

コロブリエール (Collobrières) は、フランス南部プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏ヴァール県にあるコミューン

地理

レアル・コロブリエ川

モール山地の中心に位置するコミューンである。村は、ピエールフー・デュ・ヴァ―ルからグリモーへ向かう道によって唯一結ばれている。コミューン内をレアル・コロブリエ川という小河川と小さな流れが交差しており、チャブ、コイ、ミノーといった魚、多くのナミヘビヨーロッパヌマガメが見つかる。村はブドウ畑で囲まれている。コルクガシの森が村を見下ろしている[1]

由来

プロヴァンス語での地名は、「クサヘビ」を意味するcoulobro/colòbraからきている[2]。コロブリエ―ルはミストラル方言によるとオック語でCouloubrieroとなる[3]

歴史

サン・ポンス教会の廃墟[4].

コロブリエ―ルは、「栗の中心地」とみなされてきた。数十年にわたってマロン・グラッセの加工場が営まれてきた。栗まつりは毎年10月の第三日曜日から三日間行われ、何千人もの観光客たちが工芸品の市場や、徒競走やあらゆる種類のアニメーションを楽しむ。

コロブリエ―ルは12世紀につくられた。村にはこの時代に建設された古い石の橋や、教会もあった[5]

アルジェリア独立戦争終結の過程で、1962年11月、カプリュードという村の中心から14km離れた森の中の集落が建設された。フランス軍に協力したアルキ兵とその家族のためである。コミューンの議会は、アルキ兵たちを自分たちにより近づけることを望まなかった。結局、1970年9月、アルキ兵とその家族たちは町の中心から2.8kmと近いラ・カペル地区に移された[6]

2012年6月17日、フランス国家憲兵隊の女性隊員2名がアブドゥッラー・ブーメザール逮捕の過程で死亡した。ブーメザールは逮捕から逃れ逃走し、身柄確保のため動員がされたおかげで数時間後に結局彼は逮捕された[7]。2015年2月20日、ブーメザールは30年の終身刑を言い渡された。

人口統計

1962年 1968年 1975年 1982年 1990年 1999年 2004年 2015年
1169 1176 1135 1337 1435 1596 1639 1919

参照元:1962年から1999年までは複数コミューンに住所登録をする者の重複分を除いたもの。それ以降は当該コミューンの人口統計によるもの。1999年までEHESS/Cassini[8]、2006年以降INSEE[9][10]

史跡

コロブリエ―ルは、モール山地の底にある小さなプロヴァンスの村である。丘を登り、小さく険しい通りを横切って、階段を歩くのは散歩への真の招待状である。

参照

外部リンク





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「コロブリエール」の関連用語

コロブリエールのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



コロブリエールのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのコロブリエール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS