突破口!
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『突破口!』(とっぱこう、原題:Charley Varrick)は、1973年制作のアメリカ合衆国のギャング・アクション映画。ジョン・H・リースの犯罪小説The Looters(1968年)の映画化、ドン・シーゲル監督、ウォルター・マッソー主演。1973年度英国アカデミー賞主演男優賞受賞[1]。
- ^ Awards Database - The BAFTA site 1973
- ^ “突破口!” 2024年1月24日閲覧。
- ^ DVD『突破口!』DVDパケの裏面の解説
- ^ 伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう!2013年1月11日と2013年1月25日ゲストの井筒和幸のトークより。https://www.tbs.co.jp/radio/tsutaya/backnumber/20130111.html
- ^ 町山智浩『狼たちは天使の匂い 我が偏愛のアクション映画1964〜1980 1』洋泉社、2015。同書でジョン・フリン『組織』と共に本作を評論。同書の町山の評によれば本作にはアルフレッド・ヒッチコック『北北西に進路を取れ』の影響が濃く、また本作のタイトルは当初は劇中でもセリフで何度か出てくる『ラスト・オブ・インディぺインデント』であり、『ラスト・オブ・インディぺインデント』は日本語で言えば「最後の悪あがき」や「最後の一匹狼」「最後まで抵抗する」という意味であり、本作のテーマでもある
- ^ 井筒『アメリカの活動写真が先生だった』小学館、1998年12月
- ^ 井筒『サルに教える映画の話』バジリコ、2005年10月
- ^ 井筒『ガキ以上、愚連隊未満。』ダイヤモンド社、2010年5月
- ^ 井筒『映画は喧嘩じゃ!』vol.2「とことんやる『突破口』(73年・アメリカ)」https://www.business-plus.net/business/columnist/cat-1/series/386112.shtml
- ^ 『映画秘宝EX 究極決定版 映画秘宝オールタイム・ベスト10』35pで自身のベスト10にシーゲル『ダーティハリー』やジョージ・A・ロメロ『ゾンビ』、ジョン・カーペンター『ニューヨーク1997』スティーヴン・スピルバーグ『ジョーズ』などを挙げた際のアンケートのプロフィールに「自分を映画ファンに変えたのは『突破口!』『ジャガーノート』『マルセイユ特急』という名画座の3本立てを中1の時に観たからだった。」と発言し、『映画秘宝』2017年8月号の91pでは本作とシーゲル『殺人者たち』のBDのレビューを書いている。
- ^ 小林信彦『新編 われわれはなぜ映画館にいるのか』キネマ旬報社、2013年。同著でシーゲル論やアクション映画論は当然として、渥美と一緒に試写会で本作を見た逸話を披露。
- ^ ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフルの企画「〈映画駄話 〜ザ・プレミアム〜〉 井筒和幸 監督の〈犯罪映画〉大好き!」特集。井筒は本作と『ゲッタウェイ』を「年に2、3回は見ますね」と発言。https://www.tbsradio.jp/utamaru/2012/10/24/
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