資本蓄積
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ナビゲーションに移動 検索に移動資本蓄積(しほんちくせき、英: Capital accumulation)とは、
概説
現代経済学において、民間・政府部門での在庫品や固定資本などの資本の増加を指し、資本形成と同義語で用いられる。
マルクス経済学においては、生産過程において生み出される剰余価値は、単純再生産に見られるように資本家の消費で全てが支出されるのではなく、一部が新しい追加的な資本に転用される。その結果として資本の蓄積が起こり、これを資本蓄積と呼ぶ。この資本蓄積を基盤としてさらに生産の規模は拡大され、経済成長となる。
マルクス経済学の資本蓄積理論
資本蓄積の理論
資本の運動法則
- ローザ・ルクセンブルク『資本蓄積論』(The Accumulation of Capital)(1913年)
- ジョーン・ロビンソン『資本蓄積論』(1956年)
- 相田愼一『経済原論入門』 ナカニシヤ出版(1999年)
- ^ 『資本蓄積論 ロオザ・ルクセンブルグ(大正15年3月17日発行)』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
関連項目
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