カンティクムとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > カンティクムの意味・解説 

カンティクム

(Canticum から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/24 18:19 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

カンティクム(canticum)は、キリスト教聖歌の一種である。

概要

旧約聖書雅歌に由来し、詩編以外の聖書から採られた韻文詩による聖歌。

和訳では「雅歌」あるいは「頌歌」。

歌い方はディレクトと呼ばれる直行唱で、以下のように聖務日課の幾つかの課で決められたものが歌われる。

聖務日課

  • 「賛課(Laudes)」:"Benedictus Dominus Deus" 「ベネディクトゥス・ドミヌス・デウス(主なる神をたたえよ)」 、通称「ザカリアのカンティクム」
  • 「晩課(Ad Vesperam)」:"Magnificat" 「マニフィカト」、通称「聖母マリアのカンティクム」
  • 「終課(Completorium)」:"Nunc Dimitis" 「ヌンク・ディミティス(今こそ主よ、僕を去らせたまわん)」、通称「シメオンのカンティクム」

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「カンティクム」の関連用語

カンティクムのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



カンティクムのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのカンティクム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS