CCM Mk1型哨戒艇とは? わかりやすく解説

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CCM Mk1型哨戒艇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/09 02:21 UTC 版)

CCM Mk1型哨戒艇
基本情報
艦種 哨戒艇[1]
建造所 Vigor Industrial[2]
運用者  アメリカ海軍[1]
就役期間 2015年 - 就役中[1]
建造数 26隻[1]
要目
満載排水量 29.8t[2]
全長 18.47m[2]
最大幅 4.01m[2]
吃水 1.04m[2]
主機 MTU 8V2000 M94ディーゼルエンジン×2基[2]
推進器 2軸[1]
出力 2,500hp[1][2]
最大速力 52ノット[1][2]
航続距離 600海里[2]
搭載能力 特殊部隊など19名[1][2]
乗員 4名[1][2]
兵装 12.7mm機関銃など[1]
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CCM Mk1型哨戒艇英語: CCM Mk1)は、アメリカ合衆国海軍哨戒艇の艦級[1]。CCMは「Combatant Craft Medium」の略[1]

概要

Mk V型特殊任務艇(退役済み)およびRHIBの後継として開発された高速哨戒艇で、中程度の脅威環境で、特殊部隊の投入と回収を行うことを主任務としている[3]。製造はアメリカのVigor Industrial社で[2]、2015年から就役が開始され、2022年時点で26隻が就役している[1]

艇後方

船体はアルミ合金製で、ステルス性を重視したデザインである[1]ドック型揚陸艦強襲揚陸艦、もしくは陸上車両から発進・回収することが可能であり、沿岸作戦に理想的な設計となっている[3][4]。また、C-5もしくはC-17輸送機で空輸することも可能[3]

装備を携行した特殊部隊員19名を搭載することができ、装備する中・大口径の機関銃により部隊を支援したり、もしくは直接敵と交戦することが可能[4]。各種の通信機器とGPS、複合センサーを装備しており、敵味方識別機能も有している[4]。また、船体後部には舟艇の搭載スペースと発着用のランプが備えられている[1]

脚注

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 世界の艦船増刊 第191集 アメリカ海軍2022』海人社、2022年1月10日、84頁。 
  2. ^ a b c d e f g h i j k l Combatant Craft Medium (CCM)”. Vigor Industrial. 2025年1月8日閲覧。
  3. ^ a b c Combatant Craft, Medium (CCM) Mk 1”. globalsecurity.org. 2025年1月9日閲覧。
  4. ^ a b c Outsource Littoral Maneuver to NSW”. usni.org (2023年6月). 2025年1月9日閲覧。



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