6Q0B44E
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/06 10:26 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動6Q0B44E | |
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分類 | スペースデブリ? |
軌道の種類 | 地球近傍天体 地球周回軌道 |
軌道要素と性質 元期:JDT 2454000.5 |
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軌道長半径 (a) | 1.0088796 AU |
近日点距離 (q) | 0.9775804 AU |
遠日点距離 (Q) | 1.0401787 AU |
離心率 (e) | 0.0310237 |
公転周期 (P) | 1.01 年 |
軌道傾斜角 (i) | 0.35551 度 |
近日点引数 (ω) | 23.26373 度 |
昇交点黄経 (Ω) | 58.55566 度 |
物理的性質 | |
直径 | 数メートル |
絶対等級 (H) | 30.5 |
発見 | |
発見日 | 2006年8月28日 |
発見者 | カタリナ・スカイサーベイ |
別名称 | |
別名称 |
B44E
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■Template (■ノート ■解説) ■Project |
6Q0B44Eは、直径数メートルの微小な天体で、最も可能性の高い正体はスペースデブリである。それは時々月の外側を公転する地球周回軌道に入る。略称B44E。
6Q0B44Eは、2006年8月28日にカタリナ・スカイサーベイによって発見された。翌日にはサイディング・スプリングサーベイとテーブルマウンテン天文台でも観測されている。絶対等級は30.5等級と極めて暗く、このことから数メートル程度しかない微小な天体であると推定されている。6Q0B44Eは、軌道の性質から人工物であると推定されている。視等級は最も明るくなったときでも19等級であり、観測や研究は困難であった。
6Q0B44Eは、初観測からの80日間、58万5000kmから98万3000kmという、月の2倍から3倍の距離を持って地球を周回していた。また、2001年から2003年にかけても地球周回軌道に入っていたと推定されている。
関連項目
- J002E3 - アポロ12号のS-IVBであることが判明した天体。
- 2010 KQ - 人工物体である可能性の高い天体。
- 2000 SG344 - 天然の小惑星か人工物体かはっきりとわかっていない天体。
- 2006 RH120 - 人工物体と思われていた天然の小惑星。
出典
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