B1bis 地雷処理車(B1bis démineur)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:33 UTC 版)
「ルノーB1」の記事における「B1bis 地雷処理車(B1bis démineur)」の解説
B1bisの砲塔を撤去し、車体前方に3連の地雷処理用「マルチディスク」を装着したもの。1945年時点で、フランス国土には2000万個にも達する地雷が埋設されたままになっていると考えられ、戦後の国土再建にはその処理が急務だった。そのために開発されたのがこの車輌で、マルチディスクシステムは、1940年にルノー R35軽戦車でテストされたものの拡大版だった。しかし、2、3両のB1bisがこの仕様に改修されたものの、この車輌による地雷処理過程は、農地として使用するはずの土地を無残な状態にしてしまうことが判明、車輌は間もなくお蔵入りとなった。
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