Angaria delphinusとは? わかりやすく解説

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リュウキュウカタベ

(Angaria delphinus から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/15 08:50 UTC 版)

リュウキュウカタベ
リュウキュウカタベ Angaria delphinus
分類
: 動物Animalia
: 軟体動物Mollusca
: 腹足綱 Gastropoda
亜綱 : 古腹足亜綱 Vetigastropoda
上科 : ニシキウズガイ上科 Trochoidea
: カタベガイ科 Angariidae
: カタベガイ属 Angaria
: リュウキュウカタベ A. delphinus[1] 
学名
Angaria delphinus (Linnaeus1758)
和名
リュウキュウカタベ(琉球片部)
英名
Delphine shell
(中名) 棘冠螺(拼音: jí guàn luó

リュウキュウカタベAngaria delphinus)はカタベガイ科 Angariidae に属する海洋性の 巻貝の一種である[2]。カタベガイ科 Angariidae は遺伝子系統樹では古い段階からサザエ科 Turbinidae 等と分かれた科で、Areneidae に近い[3]

外観

赤紫色を帯びた灰色の厳つい外観の巻貝。螺肋にそってサザエのような管状の棘が、成長方向斜め前方にむかって突き出る。螺塔は殻頂部で押しこまれたように平になっている。螺層には微細な突起を連ねた螺線が密に描かれる。殻口は円形で、蓋は革質。臍が開き、殻外面と同様に微小な突起を連ねた螺線が密にめぐる[2]。殻径約6cm以下。

分布

沖縄以南の熱帯太平洋の潮間帯に棲む。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ Angaria delphinus”. WoRMS. 2020年7月23日閲覧。
  2. ^ a b 波部忠重; 小菅貞男 (1966/1/15). 原色世界貝類図鑑(II)熱帯太平洋編 p.12. 保育社 
  3. ^ Suzanne T. Williams, Satoshi Karube, Tomowo Ozawa (2008). “Molecular systematics of Vetigastropoda: Trochidae, Turbinidae and Trochidea redefined”. Zoologica Scripta 37: 483. 

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