AXIA_A1とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > AXIA_A1の意味・解説 

AXIA A1

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/25 16:51 UTC 版)

AXIA A1(アクシア エーワン)は、かつてAXIAブランドを展開していた富士フイルム1991年平成3年)から2006年(平成18年)まで販売[1]していた音楽録音・一般録音用途兼用コンパクトカセットの商品名である。

AXIA A1 60分用
(画像は1996年から2005年まで製造・出荷されたA1SB)

概要

A1は音楽録音、および一般録音用途に最適化されたノーマルポジションの低級タイプのLH(Low-Class Low Noise High-Output)グレードである。 A1は、1988年昭和63年)1月から1990年(平成2年)12月まで製造・出荷されていたUPの後継として登場した。 発売当初から通常より20%薄いケースを採用しているのが特徴で、発売当初は日本国内で生産されていた[2]が、1993年(平成5年)のリニューアルより150分用を除き、海外生産に切り替えられた[3]ものの、 2005年(平成17年)12月末を以ってその他のAXIAブランドの各種個人向け記録用メディア製品と共に製造終了・出荷終了、それ以後は流通在庫のみの販売となり、2006年9月までにホームページへの掲載終了・販売終了となった。このほか、A1のカラーバリエーション仕様のA1 COLOR[4]のほか、A1の横展開商品としてハイポジション(TYPE-II)用のA2[5]もそれぞれ発売された。 なお、A1の競合商品として、TDK AE(そのOEMとなるパナソニック PXを含む)やマクセル URソニー HF、ビクター RZなどが存在していた。

参考文献

  1. ^ ただし、実際の製造・出荷に関しては2005年(平成17年)12月までに終了している。
  2. ^ 製品コードはA1。
  3. ^ 製品コードはA1A。1996年(平成6年)に再度リニューアルを実施し、製品コードがA1SBに変更され、1999年(平成11年)の仕様変更時には製造国が国内製造品の150分を除き、韓国(韓SKC社のOEM)から中国(韓SKC社中国工場のOEM)へ変更された。
  4. ^ 製品コードはA1SB-MIX。
  5. ^ 製品コードはA2。A1と異なり、こちらは日本国内で製造されていた。ただし、磁気テープ本体は韓国製(韓SKC社のOEM)のものが用いられていた。このほか、2002年(平成14年)3月にはA2のカラーバリエーション仕様のA2 COLOR(製品コードはA2A)も発売された。

「AXIA A1」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「AXIA_A1」の関連用語

AXIA_A1のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



AXIA_A1のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのAXIA A1 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS