AD-AS分析における総供給曲線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/30 09:33 UTC 版)
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AD-AS分析における総供給曲線は労働市場に関するものである。価格と賃金が伸縮的である長期、すなわち完全雇用経済における総供給曲線は垂直な直線である。名目賃金率が固定的である短期における総供給曲線(短期総供給曲線と呼ばれる)は、右上がりの曲線である。短期総供給曲線は次の形で表される。 Y = Y ¯ + α ( P − P e ) {\displaystyle Y={\bar {Y}}+\alpha (P-P^{e})} α > 0 {\displaystyle \alpha >0} ここで Y {\displaystyle Y} は産出量(生産量)、 Y ¯ {\displaystyle {\bar {Y}}} は自然産出量(生産量)、 P {\displaystyle P} は物価水準、 P e {\displaystyle P^{e}} は期待物価水準である。
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