37mmトレンチガンM1915とは? わかりやすく解説

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37mmトレンチガンM1915

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/08 07:33 UTC 版)

37mmトレンチガンM1915
37mmトレンチガンM1915
種類 歩兵砲
諸元
重量 180.1 kg (397 lbs)
銃身 19 口径長

口径 37 mm (1.45 in)
反動 データ無し
仰角 -5度から+15度
旋回角 90度
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37mmトレンチガンM1915ロシア語:Траншейная37-ммпушкаобр1915года) は、第一次世界大戦ロシア軍が使用した歩兵砲である。開発者の名から「ローゼンベルグ砲」とも言われる。

概要

1ポンド榴弾の内部構造。

1914年の後半、第一次世界大戦の戦況が塹壕戦へと移り変わると、敵が据え付けた機関銃や、他の強固な拠点に対抗して投入するための、高い機動性を持った砲の必要性が明らかとなった。1915年、砲兵委員会のメンバーの一人であったM・F・ローゼンベルグ大佐はこのような要求に応じる兵器を開発した。

これは機関銃座の内部に据砲するには充分にコンパクトであった。その重量は約180 Kg程度で、砲身(約74 Kg)、砲床(82 Kg)と車輪(25 Kg)の三つに分解することができ、これにより移動が容易いものとなった。

この砲は、敵の砲火から砲兵員を防護するため、厚さ6 mmから8 mmの防楯を装備した。

この兵器は、約1マイルすなわち約1.6kmほどの射程において充分な精度を有した。これは歩幅1,000歩から1,200歩に相当するが、歩幅は通常、歩行する人間に依存するであるため、これは均一な尺度ではない。

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