21. 宿屋(17) Das Wirtshaus
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 01:54 UTC 版)
「冬の旅」の記事における「21. 宿屋(17) Das Wirtshaus」の解説
若者は墓場にたどり着く。安らかに眠る死者と出会い、自分も死を願うが死ぬことはできない。墓場からも拒否された旅人は旅杖を手にさらに旅を続ける決心をする。この曲の後奏部にシューベルトはデュナーミクの指示を書いておらず、伝統的にデクレッシェンドが行われてきたが、近年は逆にクレッシェンドをかけて次の曲に繋げる演奏家もいる。 ジェラルド・ムーアは著書の中で「メンデルスゾーンが作ったものと言われても不思議では無い、伝統的な性格を備えた、この歌曲集で最も目立たない曲。しかし心の底を揺さぶられるような歌である」と評している。
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