2・18声明と野党分裂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/14 22:50 UTC 版)
「3・16声明」の記事における「2・18声明と野党分裂」の解説
在野の強い反発を前に、朴正熙議長は民政参加の当初方針を変更し、2月18日に民政不参加、早期選挙の延期、政浄法該当者の旧政治家の活動禁止措置全面解除を旨とする声明、所謂「2・18声明」を発表した。これに対し、在野勢力の側もこの方針を受け入れることを決め2月27日、ソウル市民会館において与野党の政治指導者、政党代表、各軍代表が集合して「政局収拾宣誓式」を挙行、朴議長自身の民政不参加と政浄法による政治活動禁止措置の全面解除などを言明した(2・27宣誓)。2・27宣誓で朴正熙議長の民政不参加が明確になった途端、それまで連合や統合を進めてきた在野政党は分裂した。そして、大統領候補者の指名を巡り、民政党は新民党系と分裂し、それまで推進されてきた3党(民政党、新政党、民友党)統合も決裂する事態となった。
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