1967年の日本グランプリ_(ロードレース)とは? わかりやすく解説

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1967年の日本グランプリ (ロードレース)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/05 08:04 UTC 版)

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  1967年の日本グランプリ
レース詳細
1967年のロードレース世界選手権 全13戦中第13戦
決勝日 1967年10月14日
開催地 富士
開催コース 常設サーキット
4,358km


350 cc
ポールポジション ファステストラップ
マイク・ヘイルウッド
表彰台
1. マイク・ヘイルウッド
2. ラルフ・ブライアンズ 3. 三室恵義
250 cc
ポールポジション ファステストラップ
長谷川弘
表彰台
1. ラルフ・ブライアンズ
2. 本橋明泰 3. 浜野順
125 cc
ポールポジション ファステストラップ
ビル・アイビー
1' 39" 64
表彰台
1. ビル・アイビー
2. スチュアート・グラハム 3. 金谷秀夫
50 cc
ポールポジション ファステストラップ
伊藤光夫
表彰台
1. 伊藤光夫
2. スチュアート・グラハム 3. 河崎裕之

1967年の日本グランプリは、ロードレース世界選手権1967年シーズン第13戦として、10月14日に静岡県富士スピードウェイで開催された。500ccとサイドカーは行われなかった。

50ccでディフェンディングチャンピオンのハンス=ゲオルグ・アンシャイトはエンジン不調のため後退し、チームメイトの伊藤光夫が優勝した(2位のスチュアート・グラハム、3位の河崎裕之スズキで、表彰台を独占した)。5位にはデルビのバリー・スミスが入った。

125ccではスズキの新型4気筒エンジンを搭載したRS67を走らせたスチュアート・グラハムを抑えて、ヤマハのビル・アイビーが優勝した。

最も期待されたのは250ccで、タイトル争いを繰り広げたフィル・リードマイク・ヘイルウッドの両名は、リードがドライブシャフト、ヘイルウッドはエンジンのトラブルで早々にリタイアし、ラルフ・ブライアンズが優勝した。この結果リードは56ポイント、ヘイルウッドは54ポイントとなったが、両者とも有効ポイント50で並んだ。FIMは10月後半に会議を行い、リードの4勝に対してヘイルウッドが5勝したことから、タイトルはヘイルウッドの物となった。

350ccはMVアグスタが欠場し、ヘイルウッドが優勝した。この他イタリア勢はアエルマッキのジルベルト・ミラーニが250ccと350ccで共に5位に入り、アルベルト・パガーニは125ccを撤退した。

日本GPはこの後20年後の1987年まで開催されなかった。

350ccクラス決勝結果

順位 ライダー 車両 タイム ポイント
1 マイク・ヘイルウッド ホンダ 0h 56' 04" 24 8
2 ラルフ・ブライアンズ ホンダ + 0' 01" 86 6
3 三室恵義 ヤマハ + 1 Lap 4
4 和田将宏 ヤマハ + 1 Lap 3
5 ジルベルト・ミラーニ アエルマッキ + 2 Laps 2
6 従野正巳 ホンダ + 2 Laps 1

250ccクラス決勝結果

順位 ライダー 車両 タイム
Distacco
ポイント
1 ラルフ・ブライアンズ ホンダ 0h 53' 05" 05 8
2 本橋明泰 ヤマハ + 0' 21" 58 6
3 浜野順 ヤマハ + 3 Laps 4
4 トミー・ロブ ブルタコ + 3 Laps 3
5 ジルベルト・ミラーニ アエルマッキ + 3 Laps 2
6 ビル・アイビー ヤマハ + 4 Laps 1

125ccクラス決勝結果

順位 ライダー 車両 タイム ポイント
1 ビル・アイビー ヤマハ 0h 45' 27" 48 8
2 スチュアート・グラハム スズキ + 0' 49" 31 6
3 金谷秀夫 スズキ + 1 Lap 4
4 森下勲 スズキ + 1 Lap 3
5 滋野靖穂 スズキ + 2 Laps 2
6 バリー・スミス ブルタコ + 4 Laps 1

50ccクラス決勝結果

順位 ライダー 車両 タイム ポイント
1 伊藤光夫 スズキ 0h 36' 08" 38 8
2 スチュアート・グラハム スズキ + 0' 00" 07 6
3 河崎裕之 スズキ + 0' 30" 37 4
4 ハンス=ゲオルグ・アンシャイト スズキ + 1' 05" 29 3
5 バリー・スミス デルビ + 2 Laps 2
6 赤松勝 スズキ + 3 Laps 1

参考文献

参照

外部リンク


前戦
1967年のカナダグランプリ
ロードレース世界選手権
1967年シーズン
次戦
1968年のドイツグランプリ
前回開催
1966年の日本グランプリ
日本グランプリ 次回開催
1987年の日本グランプリ



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