12本爪アイゼン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/04 15:06 UTC 版)
1930年頃に登山家で鍛冶屋のローラン・グリベル(Laurent Grivel )は前爪2本を追加した12本爪アイゼンを開発した。前爪の追加によりステップを切る必要がなくなり、登攀スピードが劇的に向上し、困難な氷壁を登れるようになった。12本爪アイゼンは1938年のアイガー北壁初登頂のときにも使われた(ただしオーストリア隊は10本爪アイゼンを使用しており、後から登り始めた12本爪を使うドイツ隊に追いつかれている)。
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