ヒートン (金具)とは? わかりやすく解説

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ヒートン (金具)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/02 20:08 UTC 版)

菱型ヒートン(左)と丸型ヒートン(右)

ヒートンは、壁などにねじこんで物を吊り下げるために用いる金具の一種。日本語では「丸環ねじ」(まるわねじ)という。なお、「ヒートン」はフランス語のピトン(piton)が元になり、それが日本語において訛ったものだと言われ、正しい外来語ではない。英語ではScrew eyeという。

概要

ねじの頭へ輪のように丸められた金属棒が付いた形状をしており、ねじ側を天井に固定し、輪の方へを通すなどして物を吊り下げることに使われる。また、額縁コルクボードなどにねじ込んで吊紐を通すのにも使われる。

基本的に輪は閉じた物が一般的だが、輪が若干開いているもの(口開タイプ)や菱形をした物、さらに小判型をした物等もある。

額縁におけるヒートン

額縁の場合は、吊り金具全般を指す言葉としてヒートンという語を用いる場合があるほか、平ヒートンという上記のヒートンとは全く別の形状の金具も存在する。

類似の金具

ヒートンと似たような物に“?”型をした金具があるが、こちらは洋灯吊(ようとうつり、ヨートーもしくはヨートとも)と呼ばれる。洋灯吊は物を引っ掛けるのが主な目的のため、口開タイプのヒートンに較べてフック部分の隙間が大きい。

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