ADAP
【概要】 1990年のアメリカ連邦議会ライアン・ホワイト法にもとづいて、貧困者のエイズ治療薬を行政の財政負担で無料配布できるプログラム。採用品目は州によって異なっており、抗HIV薬、抗ウイルス薬、抗生物質、抗真薬、抗結核薬、抗癌剤、栄養剤、ビタミン類など50種類にものぼる。
【解説】 感染者が陽性と分かった後に、お金に心配なく早期治療が受けられるというメリットを与えた。感染の拡大を抑制することにつながることを期待している。有効な治療薬が増えたこととともに、アメリカのエイズ死亡者数減少に役立った。2000年の受給者数は128,000人(感染者全体の約3分の1)で、2002年の支出額は6億3900万ドルであった。
【URL】http://hab.hrsa.gov
《参照》 エイズ

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