龍女との契り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 21:12 UTC 版)
配流された利春は淋しさから和歌を読み漢詩を作り、夜になると横笛を吹いて配所で過ごしていると、近くの老若男女が都の若君の夜笛を聴聞しようと通い始めた。ある夜更けに音色に惹かれた見目麗しい女性が現れた。不思議に思って尋ねると、水仕のため夜は仕事で参れないという。不憫に思いつつ横笛を吹くと、その女性は空が明るくなる頃には姿を消していた。それ以来、毎日夜更けに通う女性といつしか契りを結び、女性は利春の子を懐胎した。
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