黄身しぐれとは? わかりやすく解説

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黄身しぐれ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/30 04:41 UTC 版)

黄身しぐれ

黄身しぐれ(きみしぐれ、黄身(黄味)時雨)は黄身餡を使った饅頭

上新粉などに小豆餡を混ぜて裏ごしし、枠に入れて蒸したそぼろ状の棹物を時雨(村雨)といい、これを小分けにし、別の餡を芯にして生地を型に入れて蒸したものを時雨饅頭という[1]。餡に卵黄を混ぜるため「黄身しぐれ」という。蒸しあがったときにできるひびを時雨に見立てた和菓子である。 白餡が黄身餡に包まれているものが一般的だが、内外が入れ替わっている場合もある[1]

製法

  1. 白漉し餡を加熱し水分をなくす。
  2. ゆで卵の卵黄を裏ごししてよくほぐしたものを混ぜ、よくこねる。
  3. つなぎとして微塵粉(みじんこ)などを加えさらに混ぜる。
  4. ちぎって漉し餡などを丸く包み、蒸す。

脚注

  1. ^ a b 中山圭子『事典 和菓子の世界』増補改訂版 岩波書店 2018年、ISBN 978-4-00-061259-3 pp.47-48.

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