馬の骨 (映画)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/23 01:38 UTC 版)
馬の骨 | |
---|---|
監督 | 桐生コウジ |
脚本 |
桐生コウジ 坂ノ下博樹 杉原憲明 |
出演者 |
小島藤子 深澤大河 ベンガル |
音楽 | 岡田拓郎 |
主題歌 | 馬の骨「六根清浄」 |
撮影 | 佐々木靖之 |
編集 | 山崎梓 |
配給 | 株式会社オフィス桐生 |
公開 |
![]() |
上映時間 | 91分 |
製作国 |
![]() |
言語 | 日本語 |
『馬の骨』(うまのほね)は、2018年の日本のドラマ映画。元イカ天バンド「馬の骨」ボーカルの桐生コウジが、番組出演当時のエピソードをモチーフに脚色した半自伝的フィクション[1]。桐生コウジの初監督作品。第32回高崎映画祭で特別先行上映[2]、2018年6月2日よりテアトル新宿で上映 [3]。 2023年8月1日には池袋シネマ・ロサで一夜限りのリバイバル上映[4]。
あらすじ
熊田(桐生コウジ)は平成元年に放送された人気番組「イカ天」に出場したバンド「馬の骨」のリーダーだったが、夢破れ工事作業員として働いていた。 作業現場でトラブルを起こし解雇され、社員寮から追い出された熊田は家賃1万5千円の格安シェアハウスに転がり込む。そこでシンガーソングライターを志しながらアイドル活動をするユカ(小島藤子)に職業を聞かれ、咄嗟に音楽学校の講師をしていると嘘をついてしまう。
キャスト
- 桜本町ユカ - 小島藤子
- 熊田美津夫 - 桐生コウジ
- 垣内竜二 - 深澤大河
- 木田百子 - しのへけい子
- 宝部郁雄 - ベンガル
- 稲森タミコ - 志田友美
- 水島エリ - 茜屋日海夏
- 森脇ミサキ - 河上英里子
- ギター/室田 - 信太昌之
- ベース/荻野 - 黒田大輔
- キーボード/相沢 - 髙橋洋
- JAM副店長/伊賀 - 大浦龍宇一
- 聡子 - 粟田麗
- 遠藤 - 大和田健介
- 萩原健太(本人役) - 萩原健太
- 石川浩司(本人役) - 石川浩司(元たま)
エピソード
- 冒頭のイカ天出演シーンは実際に放送されたものをTBSの許可を得て使用[5]。
- ライブシーンは閉館直前の新宿JAMで撮影、店長の石塚明彦も本人役で出演[6]
- テアトル新宿で行われたトークショーには元イカ天審査員長の萩原健太の他、氏神一番(カブキロックス_(バンド))、メカエルビス(サイバーニュウニュウ)も登壇[7]。
- イカ天30周年記念スペシャル(2018年10月8日 西新井ギャラクシティ)に桐生コウジが出演、劇中ストーリー同様30年ぶりにバンドを一夜限り再結成させ、主題曲「六根清浄」を演奏[8]
脚注
- ^ “小島藤子×桐生コウジが語る、『馬の骨』にぶつけた思い 「みんな“馬の骨”なりに頑張っている」”. リアルサウンド映画部. (2018年6月1日) 2025年2月13日閲覧。
- ^ “まちと映画 高崎フィルム・コミッション支援作品”. 高崎映画祭. (2018年4月7日) 2025年2月12日閲覧。
- ^ “馬の骨:作品情報”. 映画.com. (2018年6月2日) 2025年2月12日閲覧。
- ^ “上映情報解禁”. 映画コンペ『20祭』. (2023年5月18日) 2025年2月12日閲覧。
- ^ “青春の後悔にケリはつくのか!?映画『馬の骨』桐生コウジ監督、シネ・ヌーヴォにて初日舞台挨拶”. CINEMATOPICS. (2018年12月30日) 2025年2月13日閲覧。
- ^ “小島藤子初主演!伝説のTV番組「イカ天」に出演した過去の栄光が忘れられない中年男と、それを知らない平成生まれのアイドル歌手の音楽コメディー『馬の骨』!”. cinefil. (2018年2月12日) 2025年2月12日閲覧。
- ^ “6月2日公開の映画『馬の骨』、豪華ゲストを迎えたトークイベント21日間連日開催@テアトル新宿!小島藤子、桐生コウジ、深澤大河ら主要キャストの他、水道橋博士、松尾貴史、柴田理恵がご意見番として『馬の骨』を斬る”. 日本経済新聞. (2018年5月30日) 2025年2月12日閲覧。
- ^ “伝説の番組「イカ天」30周年で“平成最後のライブ”開催 萩原健太がウラ話を語る”. デイリー新潮. (2018年10月5日) 2025年2月12日閲覧。
外部リンク
- 馬の骨_(映画)のページへのリンク