養泉寺 (会津若松市)とは? わかりやすく解説

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養泉寺 (会津若松市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/22 08:13 UTC 版)

養泉寺
所在地 福島県会津若松市北会津町田村山147
位置 北緯37度31分02.4秒 東経139度51分28.8秒 / 北緯37.517333度 東経139.858000度 / 37.517333; 139.858000座標: 北緯37度31分02.4秒 東経139度51分28.8秒 / 北緯37.517333度 東経139.858000度 / 37.517333; 139.858000
山号 福聚山
宗派 真言宗豊山派
創建年 不明
正式名 福聚山 養泉寺
別称 田村山観音
札所等 会津三十三観音12番
養泉寺
養泉寺 (福島県)
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養泉寺(ようせんじ)は福島県会津若松市にある真言宗豊山派の寺院[1]山号は福聚山[2]

歴史

創建年代は不明。古くは養泉院と言ったが、天正18年(1589年)の摺上原の戦いの際に兵火によって焼失[3]。その後再興された。また、かつては蓮華寺の末寺であった[3]。観音堂は会津三十三観音の12番札所・田村山観音(たむらやまかんのん)として知られ[4]、隣接する住吉神社の境内を含めて「田村山・住吉神社の森」として会津若松市の自然景観指定緑地に指定されている[5]。観音堂の裏手に湧き出す産清水(うばしみず)は飲むと乳の出が良くなると言われるほか[3][4]上杉景勝が鷹狩りの際に飲んだとも伝わることから景勝清水(かげかつしみず)の名でも知られている[5]

現在の観音堂は1903年(明治36年)に再興されたもの[4]

参考文献

  • 『新編会津風土記』雄山閣、1975年。 
  • 小島一男編 編『会津三十三観音御詠歌』歴史春秋社、1978年。 
  • 宮崎十三八著 編『会津の観音巡礼』恒文社、1996年7月30日。ISBN 4-7704-0881-1 
  • 全国霊場大事典 編纂室 編『全国霊場大事典:全国霊場巡礼・巡拝案内』六月書房、2000年11月1日。 ISBN 4-7952-3343-8 

脚注

  1. ^ 全国霊場大辞典(2000)、pp.400 - 402
  2. ^ 会津三十三観音霊場”. 天台宗 会津天王寺 (2017年3月24日). 2020年3月6日閲覧。
  3. ^ a b c 会津の三十三観音めぐり~巡礼を通して観た往時の会津の文化~”. まいぷれ. 2020年3月6日閲覧。
  4. ^ a b c 第十二番札所 田村山観音”. 日本遺産 会津の三十三観音めぐり. 2020年3月6日閲覧。
  5. ^ a b 会津若松市自然景観指定緑地”. 会津若松市. 2020年3月6日閲覧。

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