顔氏家廟碑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 07:59 UTC 版)
『顔氏家廟碑』(がんしかびょうひ、『顔惟貞廟碑』とも)の建碑は建中元年(780年)、真卿72歳の時の楷書碑である。篆額は李陽冰の書で「顔氏家廟之碑」と3行に入れてある。真卿が父の惟貞のために廟を造り、碑を建てて顔家の履歴を自ら述べたもので、西安碑林に現存する。碑高は345cm、幅は160cmの四面刻で、両面は各24行・各行47字、両側は各6行・各行52字あり、全部で2000字をこえる力作である。碑の保存もよく、拓本も多く伝わっており、真卿の楷書の代表作である。
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